東京の北の玄関口・上野周辺の高「台」一帯と、その「東」側の浅草一帯が合併してできたというのが名前の由来の台東区。今回は、その「東」の中心地である浅草寺とその周辺をお散歩します。
浅草寺は、隅田川から引き上げられた観音像を本尊として祀る東京最古の寺。江戸時代になると、周辺も含めて一大歓楽街として栄え、その様子は隅田川とともに、しばしば浮世絵の題材となっています。
浅草寺は現在でも多くの参詣者や観光客でにぎわいをみせていますが、果たしてその周辺にはお江戸の面影は残っているのでしょうか。
【序章】
【Part1 浅草寺周辺〜お江戸のにぎわいを追って】
浅草寺のご本尊が引き上げられた隅田川沿いの場所に建つ駒形堂は境内から離れていますが、浅草寺の施設のひとつです。そして川沿いには子院の待乳山聖天もあり、江戸時代はこれらの建物が建つあたりまでが境内といえる場所でした。また周囲には料理屋街や芝居町もでき、浅草寺一帯は当時から活気あふれる繁華街だったのです。
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